2018年5月21日月曜日

アムウェイのおばさんとの会話のまとめ その2

アムウェイに勧誘されました。
今回ので4度目。まぁ、さすがに慣れてきました。
ただ、今回は私が無視しなかったせいで、3日間という長期戦となったのでした。

アムウェイが合法なのも儲かっている人がいるのも分かりますが、私にはご縁がないようです。

ということで、前回に続き、アムウェイのおばさん(Aさん)と私の会話を紹介します。


【2日目:15時〜18時(晴れ)】
参加者:アムウェイのおばさん(Aさん)、私(I)
場所:某喫茶店


改札での待ち合わせに15分遅れて来たAさん。
いや、まだ許容範囲ですよ。
でもね、場所と時間指定した上に、勧誘したいのはあんただぞ、おばさん。
それでビジネス語るとか、ウケ狙ってませんか?
いや待てよ、あんたわざと遅れて来たな。
前回、俺がゴリ押しされるとドン引きするの分かって、そこまで必死じゃないしって強がる作戦だな。乙女みたいなことしやがる。


A:「あーー、遅れてごめんね。怒ってる?」

I:「いや、そうでもないですよ。」


今日顔合わせる前からすでにドン引きしてる私を尻目に、おばさんは話し始める。


A:「今日は来てくれてありがとね。この前会った時に説明しただけだと全然足りてないから、今日はもっと理解してもらって誤解を解きたいんだー。」

I:「誤解を解くですか(笑)。それじゃ、分からないところは沢山質問するようにしますね。」


Aさんについて行くとAさんグループの事務所に近い喫茶店に到着。
コーヒーを注文してから、しばらく沈黙が続く。


A:「えっと、この前、Iさんは勧誘はしたくないって言ってたでしょ。私たちは勧誘ばっかりしてるわけじゃないし、そこが誤解なのかなって思ってるんだー。」

I:「消費者に徹する人もいるみたいですね。」

A:「そうそう、アムウェイビジネスをやらない人もたくさんいるよ。」

I:「で、僕にとってはアムウェイの商品に魅力を感じないと言いました。」

A:「そうだね、実はね、そんなに商品も買う必要はないよ。」

I:「すみません、よく分からないんですけど、僕に何を期待してますかね。」

A:「やる気のある人を探しているの。前もちゃんと話聞いてくれたし、今も質問して考えてくれてるでしょ。何が気になるのかな。私ね、Aさんなら権利をあげてもいいと思ってるよ。今なら海外旅行も間に合うんだよ。」

I:「いや、その前にビジネスライクな関係が望ましいって言ってましたよね。」

A:「その方がありがたいね。」

I:「今ビジネスの話をしてるわけですよね。アムウェイの商品を買わんし、勧誘もしないって言ってる僕にどういうコミットメントを期待してますかと言ってるんです。」

A:「うーん、ちゃんと説明するわ。」


(前回も説明したアムウェイのルールをほぼ同じ内容で10分程度説明し始める。)


A:「どうかな。商品が好きな必要もなくて、商品を売る必要もなくて、ただ権利を手に入れる話なの。アムウェイの商品は実力があるから、将来も売れるでしょ。するとこの権利を欲しがる人は増えるから、Iさんの収入も増えるよね。シンプルに考えれば良いよ。」


で、何を期待してるかっていう質問には答えられてませんが。。。
このおばさん、苦しくなると盛大に話をそらしてくるな。。。


I:「まだよく分かりませんが、その権利とやらに投資しろっていうことですか。」

A:「違うよ、投資の話だったら、もっとお金持ってそうな人に声かけるでしょ普通。今私がしてるみたいに、伝えてもらえれば良いの。」

I:「それは勧誘ですよね。」

A:「えーと、勧誘っていうとちょっと違うんだけどなー。難しいなー、何かこう、いい話だし自然と伝えたくなるみたいな。」

I:「すみませんけど、全然伝わんないです。普通の会社に例えるとどういう業務になりますかね。話を聞いてる限りだと、営業だと思ってますけど。」

A:「まあ、営業に近いかな。」

I:「で、Aさんは営業の採用活動しているようなもんですよね。それなら例えば、弊社に入社したらこの事業の売り上げアップに協力してほしい的な話があってもいいじゃないですか。そういう話が聞きたいんですよね。何してほしいのか分かんないです。」

A:「うーん、まだ今はね、やる気さえあれば十分だと思うよ。」

I:「いやいや、なんか目的ないですか? 新しい人を迎えてチームの雰囲気変えたいとか、ノルマ達成するためだとか。」

A:「うーん、とにかくアムウェイの話ってそんなに単純じゃないし、本当に沢山説明しないといけないことがあるから。そうだ!今度うちの事務所においでよ。そしたら私より詳しい人から話が聞けるかもしれないし。恵まれた環境なのが分かるから。」


はい、マニュアル通りに事務所にご招待頂きました。
ていうか、この程度の質問は答えてくれても良くない?
僕が大して見込みないのも分かってるはずだけどなー。
どうやったら自ら諦めてくれるのかなー。
とか思っていたら、喫茶店の店員からはよ帰れみたいな圧が感じられる。


A:「そろそろ帰りますか。まだアムウェイに入りたいって感じじゃなさそうだけど、私はまだいけると思ってるから。」

I:「いやーどうですかね。そろそろ撤退せんと、Aさんも時間もったいないですよ。」


という感じで2回戦は終了。
まともな情報を聞き出せることなく時間の浪費。
3回戦は、どうせ暇なのと怖いもの見たさから事務所に行ってみることにしました。

2018年5月20日日曜日

アムウェイのおばさんとの会話のまとめ その1

アムウェイに勧誘されました。
今回ので4度目。まぁ、さすがに慣れてきました。
ただ、今回は私が無視しなかったせいで、3日間という長期戦となったのでした。

アムウェイが合法なのも儲かっている人がいるのも分かりますが、私にはご縁がないようです。

ということで、アムウェイのおばさん(Aさん)と私の会話を紹介します。


【1日目:17時〜20時(晴れ)】
参加者:アムウェイのおばさん(Aさん)、Aさんのグループにおり私の知り合い(Yさん)、私(I)
場所:Yさんの店


Y:「あ、今日は商品が届く日だったわ。」

A:「どうぞ。」

Y:「今日はIさんが来てるから、軽く話しでもして行ったらどうや。」

A:「ちょうど良いですね!話してみます。」

A:「ねえねえ、Iさん、もうちょっと収入が増えたら良いなって思わない?」

I:「それはそうですね。でも普通に給料もらってるし、こんなもんでしょう。」

A:「じゃあ、興味はあるのね。収入が増やせる良い方法があるんだけど、説明させてもらっても良いかな?」

I:「はあ。。。」

A:「ありがとう! じゃあ、短いけど30分だけ説明させてもらうね。」

I:「でもそういうの全部断ってきたんで無駄ですよ。それに30分あれば十分でしょ。」

A:「30分でも少ないんだよー。まずはうちで扱ってるすごい洗剤見て欲しいんだけど。」


(用意していた”すごい洗剤”と他社の洗剤を使って汚した布を洗い始める。。。)


A:「見て!泡の立ち方が違うんだけど、どっちが泡が立ってるかな?」

I:「他社のやつですね。(面倒だからいちいち聞くなよ)」

A:「そうだよね。他社の洗剤は主婦のおばさん達が上から見たときに、泡いっぱいになってキレイになってそうって思わせるために無駄な成分を入れてるの。うちのは無駄な成分入れてないから、安くて質がいいの。」

Y:「へー、そうなんか。」

A:「そうなんですよ。それにね、他社の洗剤は洗濯機で洗った後、服に洗剤が残ってるんだけど、アムウェイのは洗剤が残らないの。やっぱりね、肌触りとか違うよ。」

I:「その理屈、正直しっくり来ないですけど。100万歩譲ってそれが正しいとしても、洗剤で困ってないんで、僕はいいですわ。」

A:「そうだよねー洗剤で困るってことないよねー。でもね、それって洗剤にこだわりが無いからでしょ。そのこだわりのない日用品をアムウェイに切り替えるだけで、収入が増やせるの!! Yさんだって気に入ってますよね。」

Y:「そうやね。」

A:「ほらね、Yさんはすごい素直な方ですよね。Iさんも素直な気持ちになった方が人生得すると思うよ。」


このおばさん、なかなか言いやがる。本当は色々不安抱えて一寸先は闇のくせに。
闇が深くて俺の蔑んだ目も見えんのか。
とか思っている間に、Aさんがアムウェイのルールについて延々と1時間ほど喋る。
私もだんだんイライラししてきたため、講義を遮ることに専念する。


I:「あのー、Aさんがアムウェイ大好きで、月40万も稼げているのも分かりましたし、嘘ではないと思いますけど、アムウェイの製品にそこまで魅力を感じないですし、Aさんみたいに勧誘する気も全くないんで、やっぱり結構です。」

A:「アムウェイの製品は試せば、絶対分かってもらえるし、嫌だったら返品できるから安心して良いよ。それにはじめは無理して勧誘とかしなくても良いから大丈夫だよ。」

I:「いや、1ヶ月に1つ買うか買わないかの洗剤やら健康食品のために、そもそも会員になるメリットがないですし、だいたいネットで評判悪いでしょ。はじめはとかじゃなくて、永久に勧誘する気がないと言ってます。」

A:「うーん、たぶんね、うちのメンバー見てもらったら、考えが変わると思うよ。うちのグループはよそから羨ましがられるような恵まれた環境だから。みんなやる気があって本当に凄いから!!今度ね、有名な人の講演会があるから見においでよ。来週の水曜日だけどどうかな?」


はい、出ました。時間と場所を変えて時間稼ぎ。
さすがおばさん、今のでちょっと怯んだけど、持ち直しちゃったな。
今までのふわふわした20歳そこらの勧誘だと少し煽れば逆ギレし始めるのに。


Y:「いや、ほんまにキラキラしとったわ。Iさんも行っといた方がええで。入会するのはどっちでもええけど、こういう世界があるんだなっていうのは勉強になるで。」


おい、おっさん、おばさんの肩持つのやめーや。
こないだ、客の付き合いで入会しただけで、世間体悪いからオススメはせん。っていうとったやないか。


A:「じゃあ、チケット渡しとくね。」

(名刺サイズのチケットを渡す。)

I:「あれ? 金取るんですね千円。飯でも出るんですか?」

A:「えーと、ご飯は出ないんだけど。うちの方針として、価値のある話が聞けるから、お金をもらうことにしてるの。」

価値がある物にお金払うのは正しいとして、どういう話のテーマで、どんな風に価値あるか全然伝わってこんし。どうせ成功体験談でしょ。
だいたい、勧誘の一環で金出せとかどうなん?所詮マルチやってる連中に活動資金渡せんわ。


I:「お金、今払うんですか?」

A:「お金は今じゃなくて良いよ。今は私が立て替えてる状態だから、今度来たときにお金ちょうだい。」

おいおい、立て替えてるって。月40万稼ぐようになると責任も負わされてるのかな?
このおばさん、色々おもろいネタ持ってるかも知れんな。


I「いやー。確かに勉強になるかも知れないんで、行きたいんですけどねー。平日なんで残業あるかどうかによりますね。」

A:「残業多いの? でもまだ日にちあるし、うまく切り上げれるように出来るんじゃない?」

I:「出来るかも知れませんけど。仕事優先なんで忙しかったら行かないです。」


ということで講演会の参加可否を曖昧にしたまま、連絡先を交換してお開き。
結局、講演会当日は残業なかったけど、雨が降っていて面倒なので行きませんでした。
しかし、この程度では諦めないAさんは私にお茶しましょうと、あたかもデートに誘うような雰囲気でアポを取り、私は怖いもの見たさで勧誘されに行くことにしました。

次回に続く。。。